
日本地下水学会2025秋季大会シンポジウムは、湧き出る未来~大垣市が紡ぐ水の都の新たな物語~をテーマに大垣市で開催されました。
開会挨拶の後、4名の講演者により大垣市の地下水・湧水をテーマにそれぞれの専門分野から講演がされ、当NPO法人副理事長でもある大谷具幸岐阜大学教授も演者の一人として登壇し、当地における地下水熱の活用などについて講演しました。
引き続き講演者4名によるパネルディスカッションに進み、各パネリストが地下水の活用と保全について所見を述べられました。最後にファシリテータの岐阜大学 神谷浩二教授が、地下水環境を行政界を越えた一つのエリアとして捉え、エリア内の各主体が連携して保全と活用を進めていくことが重要として結びました。
閉会では、当NPO法人理事長である香田実行委員会副委員長が、地下水の利活用については、地中熱としての活用も是非進めていきたいとの挨拶でシンポジウムを締めくくりました。
大垣市は現在「水都大垣再生プロジェクト」として湧水・水都をキーワードにまちづくりの施策を進めており今後取組の広がりが期待されます

講演①岐阜県大垣市の地下水環境
岐阜大学 神谷浩二教授

講演③大垣の地下水のおかで酒造り190年この恵みをこれからも地域のために
三輪高史(株)三輪酒造会長

講演②地中熱利用による地下水熱の活用と脱炭素社会実現に向けた課題 岐阜大学 大谷具幸教授

講演③「湧水のまち・水都大垣」のまちづくり
石田仁 大垣市長

講演者4名によるパネルディスカッション

実行委員会副委員長を務める香田理事長の閉会挨拶
