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第13回トークセッションを開催しました

地中熱としての新たな利用など、地下水資源の活用と保全をテーマに岐阜・大垣地域を中心に活動しているNPO法人地中熱&地下水資源活用NETでは、恒例になった第13回トークセッションを2月 9 日(日)に開催しました。前回に続き今回もオンライン参加併用のハイブリット方式で開催し、会場参加者 18 名、オンライン参加者 30 名の方に参加していただきました。

 

今回は、メインテーマを「地中熱利用の最前線!」とし、ジオシステム株式会社 代表取締役の高杉真司さんからは「カーボンニュートラル 2050 を目指して、いかに地中熱を日本に普及させるか?!」と題して、ハウス栽培を中心とした主に農業分野への活用事例の紹介がありました。

また、当NPO法人の理事でもあるゼネラルヒートポンプ工業株式会社 代表取締役の柴 芳郎さんからは「再生可能エネルギー熱」と題して地中熱などカーボンニュートラルに資する再エネ熱の動向について、国内外の活用事例を交えた話題提供がありました。

 

後半、参加者からの質問や意見で展開するトークセッションでは、講師お二人に岐阜大学教授 大谷副理事長がファシリテーターとして加わり、ZEBやZEHに関する今後の動向、ハウス栽培への地中熱の活用に伴う技術的課題などについて、活発な意見交換がなされました。

 

一般市民の方々への地下水や地中熱をテーマとした情報発信を行う機会として、今後もトークセッションの継続開催を予定しています。引き続きご支援をよろしくお願いいたします。